私は埼玉県の出身だけれども、自分がそれを知ったのは5、6歳の頃だと記憶している。テレビの天気予報で関東地方が映っているときに、どこを見たらいいのか疑問に思い始めた。それであるとき母親に、ここは何県なのかと思い切って聞いてみたら、埼玉県との答えだった。小学校3年生のときに出身である幸手市と埼玉県についての勉強をしたように記憶している。その頃に埼玉県の市町村の境界線が入った地図を渡された。私の頭の中の埼玉県はその地図に基づいている。しかし、身近な都市の合併が進んでいることにとても驚いた。2010年の加須市の合併で騎西町、大利根町、北川辺町がなくなり久喜市になったこと、久喜市、菖蒲町、鷲宮町、栗橋町が合併で久喜市になったのにはいつの間にこんなことになったのかと正直ひどく驚いている。いちごのパックを買ったときに、きたかわべとかいてあったのに北川辺町とはないのを不自然に感じていたが、そういうことだったのかとようやく合点がいった。今住んでいる地域も合併を匂わせる話が出てくることがあるように思う。土地も生きているのだと思わざるを得ない。



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